<頑張れビッキー\(^o^)/> その4 焦らず急げ2
ゆいマーレ
今回は長文です。気長に読んでくださいね~。
初めてシュノーケル説明に挑戦したときのお話です。
めだか『ビッキー。今日は “なぎ先輩” をアシストという監督に付けて
シュノーケルの説明をしようか』
ビッキー『わかりました。予習もしてきたので大丈夫!』
万全の態勢で挑んだシュノーケル講習でしたが
お客様の一言がビッキーを違う道に逸らしていくんです ( *´艸`)
ブリーフィングを終え、器材を装着し始めたお客様が
お客様『あかん、見えへん。視力が “0.01” やから
普通のマスクやと、何にも見えへん』
めだか『え?! (;゚Д゚) 』
事前に確認はしていましたが、まさかの展開です。
予備マスクは積んでありますが、 “0.01” 用のマスクは
積んでいなかったんです。
冷静に周りを見渡すと、親しいダイビングサービスの船を発見。
めだか
『ビッキー。あの船に泳いで行って、
船から度付マスクを3種借りて来て~ \(^o^)/ 』
ビッキー
『3個もいりますか? 1人で3個付けます? (゚д゚)! 』
めだか
『3個もつけるかい!3種、度の違うマスクを取ってきて』
ビッキー
『分かりました。ダッシュで行ってきます (^O^)/ 』
ようやく理解し、泳ぎ出そうとしたビッキーを引き留めました。
めだか
『まてまて、シュノーケルとフィンは? (;゚Д゚) 』
ビッキー
『要らないっす!俺、水泳部だから ( ̄▽ ̄) 』
めだか『俺も元水泳部やけど、絶対有った方がいいぞ! (^-^; 』
ビッキー『え?! 俺、結構泳げますよ ( `ー´)ノ 』
心の中で
『そんなん聞いてないし~』とつぶやきながら
無理やり付けさせ行かせました。
マスク&シュノーケルを付けながらのクロール。
息継ぎで顔を上げる必要もありません。
しかもフィンも履いているので普通より断然はやいです!
す~いすい
マスク3個を腕に掛け、他サービスの船からエントリー。
と、ここまでは良かったんです。
ここから、自慢の水泳が仇になるんです。
よ~く見ると・・・
シュノーケルを外してクロールしています。
右腕にマスクを3個かけ・・・
腕がキチン回っていない状態です。
シュノーケルを外しているので
当然、顔を上げて息継ぎをしています。
めだか『なぎさ~。あれはなんだ?! (゚д゚)! 』
なぎさ『きゃははっ クロールですよ ( *´艸`) 』
めだか『それは俺にもわかるわ。早く泳げるように渡した
シュノーケル使ってないやん (T_T) 』
プールのようにコースロープがあれば真っすぐ進めます。
しかし、海上では目標物が見えないのでクロールだと
まっすぐ進めないんです。
右に泳いだと思ったら顔を上げて目標物を確認。
左に泳いだと思ったら顔を上げて目標物を確認。
なかなか帰ってきません。
しばらくすると、急に止まりこちらを見ています。
めだか『どうした?!』
ビッキー『すみません。フィンが脱げました~』
なぎさ『ひゃはっはっは・・・』
めだか『わかった。とりあえず、そのまま戻ってこようか』
ビッキー『わかりました~!』
無事に戻ってたビッキーのお陰で
お客様は不自由なく潜ることができました~
と終わる訳がありません。
めだか『で、誰がフィンを取りにいくねん (^-^; 』
ビッキー『僕、シュノーケルの講習をするので・・・ ( ;∀;) 』
めだか『俺、今からエントリー ( ̄▽ ̄) 』
なぎさ『あたしっすか? (; ・`д・´) 』
ビッキー『なぎさんスミマセン。悪気はないんです』
なぎさ『あ~ん?!?! (--〆)
いきなり、先輩を顎で使う~?! (--〆)
覚えとけよ~ (--〆) 』
ビッキー
『すみません。プレッシャーに弱いんです (≧▽≦) 』
これがプレッシャーなのか?
ただのあわてん坊なのか?
今後の成長に期待です!
頑張れビッキー\(^o^)/
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