天然系少女 12
― 天然系少女 その12 ―
<キチンと道具は使用する>
めだか 『段ボール片づけたら上がって~』
あき 『段ボールを止めてあるホッチキスの金具は外した方が良いですよね?』
めだか 『そうだね。そうしよう。』
あき 『は~い』
数分後、作業が一行に捗らないで作業現場を覗いてみた。
すると、紙を切る小型ハサミを使い、
大型のホッチキスの針を外しているではないか!!!
めだか 『お~い!ハサミが切れなくなるだろう!!ハサミは紙を切るもの!!
金具を外すものではない!!!
個々に存在意義があるんだから、道具はキチンと使いなさい!!!』
あき 『すいません。ついつい・・・』
数分後、作業が一行に捗らないで作業現場を覗いてみた。
すると、小型のホッチキスの後部で
段ボールを止めてある大型ホッチキスの針を外しているではないか!!!
あき 『壊そうですね。全然使えません。』
めだか 『おおおおお~~~~~・・・・・当たり前だ(涙)』
あき 『ニッパーとかないですか?』
めだか 『ニッパーで切る気?切れないぞ』
道具箱を覗いた天然さん。
何を持ちだすかと思えば
看板を掘る時に使った<ノミ>を持ち出してきた。
あき 『これで良いですか?』
めだか 『それは何に使うもの?』
あき 『掘るものです』
めだか 『正解!』
あき 『これは?』
めだか 『大型のノミ。同じだけど・・・』
そんなこんなで彼女に<プライヤー・ドライバー>を渡しました。
納得していない表情でしたが、
使った5秒後に針が外せ感動していました。
どっと疲れた夏のひと時でした。
天然系少女 11
― 天然系少女 その11 ―
<単位違い?馬鹿力?>
先日のこと・・・
船のメンテナンスの際、
店に置いてある<エンジンオイル>を
船に持ってきて貰おうと天然さんに電話しました。
めだか 『店の倉庫にあるエンジンオイルを船に持ってきて~』
あき 『店の倉庫って何処ですか???』
めだか 『・・・・・・・・・・』
こんなの日常茶飯事。全く気にしません。
気を取り直して
めだか 『器材とか荷物をまとめてある倉庫みたいな所』
あき 『あっ!倉庫ですね!!』
めだか 『・・・・・・・・・・』
先ほども言いましたが、こんなの日常茶飯事。
全く気にしません。
めだか 『オイル缶があるよね?』
あき 『ありました~!』
めだか 『そうそう、その缶を船に持って来て~!』
あき 『このドラム缶ですね!承知しました~』
めだか 『ええええ~?ドラム缶~~~??? どんだけ力あるねん!』
ってのを普通に言っちゃう女の子です。
P.S ドラム缶って200リットル位入るとっても大きな缶。
通常エンジンオイルは18リットル入りの一斗缶。
凄まじい力の持ち主ですよね(笑)
















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