―　天然系少女　その５　―

＜かなり大雑把＞

船の燃料の確認方法は、車と違って入っている量を目視します。
電気ポットの水量を見る感じです。



数日前のことです。


帰港後、船の燃料が気になっていたので、
燃料を確認して店に戻るよう伝えました。


翌朝


めだか　『昨日船の燃料確認した？』

あき　『はい！確認しました～！』



めだか　『いくつ入ってた？』

あき　『２００リットルのラインより少し上で、
　　　　　５００リットルまでギリギリないくらいです』



めだか　『そうやろう。そうやろう。５００リットルは入ってないやろ？』

あき　『そうですね。２００リットルより上で、５００リットルより少し下でした』



めだか　『そうか・・・少し下か？？？
　　　　　　　２００リットルより上だった？』

あき　『ちょうど２００リットルくらいでした。
　　　　でも、５００リットルまで入って無かったです』



めだか　『はい。ありがとう・・・』

＜パーソナルスペース＞

―　天然系少女　その４　―

船に持って行く麦茶を切らしたので、昨日彼女に買ってきて貰いました。



今朝・・・


あき　『あ～れ～麦茶がありません。めだかさん知っていますか？』

めだか　『買ってきたのは僕じゃないし、一切触ってないからしらないよ』



あき　『そうですよね～』



トコトコと店の中を歩き始めた彼女。
向かった先は＜レンタル器材の棚＞です。



あき　『ありました～！レンタル器材のスノーケルの所にありました』


パーソナルスペースの広い彼女でした。

―　天然系少女　その３　―

＜聞き違い＞

今日の＜ランチ＞は＜ソーキそば＞

朝の準備を出来るだけ軽減するために
＜御椀＞＜お箸＞＜コップ＞＜バスタオル＞等は前日に用意します。


今朝、ふっと気になったので聞いてみた



めだか　『バスタオルはＯＫ？』

あき　『御椀はＯＫです！』



めだか　『了解。で、バスタオルはＯＫ？』

あき　『御椀は前日に用意しているのでＯＫです！！』



めだか　『了解・・・』


今朝も楽しいひと時でした。

―　天然系少女　その２　―

＜馬鹿力＞

今日は＜ソーキそばの日＞
＜島ねぎ＞と＜ジューシーカマボコ＞を切り終え、
圧力鍋に火を掛け、ゲストがエキジットしてくるのを
待っていました。


あとは＜そば＞を入れて＜ソーキ＞を盛り付ければ
完了といったところです。


ところが・・・鍋の蓋が開かない！


圧も掛かっていないのに蓋が開かない！！


なぜだ～～！！！


原因は、噛み合っていない蓋と鍋をを強引に締め上げ
蓋が開かなくなっていたのであった。


圧力鍋に圧力を掛けて締め上げた
天然系少女であった。

―　天然系少女　その１　―

＜中性浮力＞

天然さん　『・・・の魚は中性浮力が上手いんですよ！』

Ｄさん　『魚で中性浮力が取れないのって見た事ないけど・・・』

天然さん　『あ・・・あ・あ・あ・あ・・・』

天然系少女アキって面白い発想の持ち主でしょ？